失敗しない新築マンション購入術

買ってはいけない、弱い地盤の上に建つマンション

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買ってはいけない、弱い地盤の上に建つマンション

せっかく建物が耐震構造になっていても、土台となる地盤が弱くては地震被害を防ぐことはできません。

被害が大きくなるほど費用も高くつきます。弱い地盤の上に建つマンションは選択肢から外した方が良いでしょう。

photo by Peter Prue

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マンションの基礎

固い地盤を支持層と言い、その上にマンションが直接建っている状態が一番の理想形です。このようなマンションの基礎を直接基礎と言います。

マンションの基礎

一方、軟らかい地盤の上に建つマンションの基礎を杭基礎と言います。固い支持層まで杭を打ち込み、この杭によって建物を支えています。

支持層というのは平坦ではなく、地下でかなりデコボコとしています。地盤調査が甘く、杭が支持層まで届いていないとマンションはその重みで傾いていきます。

最近ニュースで騒がれている杭データ偽装事件はこのケースですね。

では、支持層に杭が届いていれば安全かというとそうとも言い切れません。杭は大きな地震の揺れで折れてしまう可能性があるからです。

湾岸エリアなどのタワーマンションの多くは杭基礎です。元は海だったところを埋め立てた土地ですので、支持層までの杭の長さが50m以上になるマンションもあります。

専門家によると50m以上の杭の安全性は未知数なんだそうです。

確かに東日本大震災では多くの高層タワーマンションが地震に耐えましたが、それは建物は大丈夫だったという話です。

地下の杭があの時どうなったのか誰も知りません。次に大きな地震が発生したときどうなってしまうのか、それはまだ誰も経験していないのです。

マンションを探す場合は、できれば直接基礎のマンションを選ぶ方が良いでしょう。

揺れやすさ

軟らかい地盤の土地は、地震の揺れも大きくなります。マンションには揺れを軽減するための対策が建物に施されていますが、それでも揺れをゼロにすることはできません。

免震装置や制震装置を備えていることは大切ですが、地震被害を最小限に抑えるのであれば、そもそもの話、揺れが少ない土地に建つマンションを探す方が得策です。

では、どうすれば地震の揺れが少ない土地が分かるのか?

防災化学技術研究所の「地震ハザードステーション」で調べることができます。

地震ハザードマップ

マップが起動したら「表層地盤」タブを選択し、プルダウンから「30m平均S波速度」を選びましょう。

地震ハザードステーション

調べたい住所を入力すればマップがズームアップされます。

地震ハザードステーション

「30m平均S波速度」というのは、地表からおよそ30mの深さまでの地震の平均S波速度のことで、この値が小さいほど(マップが赤い)地盤が軟弱とされています。

200m/s以下の場合は要注意。地盤が軟らかく地震の揺れが大きくなるエリアです。

液状化被害

水と砂を多く含む土地では液状化現象が起こる場合があります。

地震の揺れによって地中の水と砂が分離し、水分が地上に浮き上がって辺り一面ズブズブになっている光景をニュースで見たことがありませんか?あれが液状化現象です。

東日本大震災のときは、ディズニーランドがある千葉県浦安市の液状化被害が連日ニュースになっていました。

マンホールが地面から突き出していたり、駐車場の車が地中に埋もれてしまっていたりと、かなりショッキングな光景でしたよね。

周辺のマンションに被害は出なかったようですが、周りのインフラ設備に被害が出たことを考えると、やはり住環境として液状化エリアは避けたほうが良いと言えます。

以下は東京都が公表している液状化被害予想マップです。

東京の液状化予測

東京都液状化マップ

最近は多くの自治体が液状化被害予想マップを公表しています。マンション探しで地盤をチェックする場合は液状化被害のことも考慮してみてはどうでしょうか。

まとめ

政府の地震調査委員会はM7級の首都直下地震が30年以内に70%の確率で発生すると発表しています。あなたのローン借入期間が30年だとしたらどうでしょうか?

マンションは耐震構造も大切ですが、それ以上に土台となる地盤の強さが重要です。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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